- 新生児の育児が辛い理由
- 新生児育児が辛い状態から抜け出す方法
「新生児の子どもがいるけど、育児がつらすぎる・・」と悩んでいませんか?
ちゆきち
どうすればいいでしょうか。
ちゆきち
そこでこの記事では、現役保育士・ベビーシッターの筆者が、新生児の育児がつらい理由とつらい状態を抜け出す方法を解説します。
この記事を読めば新生児の育児がつらい理由とつらい状態を抜け出す方法がわかり、今よりも心に余裕を持って子育てに励めます。
新生児の育児がつらすぎると感じているあなたはぜひ、読んでみてください。
新生児の育児が辛い理由
ちゆきち
- 3時間おきに授乳が必要だから
- 産後の回復しきっていない体で育児しないといけないから
- 頼れる人が周りにいないから
- 子供の泣いている理由がわからないから
- 自分の育児が正しいのか不安だから
- 寝不足だから
ちゆきち
理由①:3時間おきに授乳が必要だから
ちゆきち
多くの赤ちゃんは前回のミルクから約3時間で次のミルクを欲します。
それも昼夜かまわずです。
子どもが生まれるとまとまって夜の睡眠を取っていた生活から一変し、夜中でも3時間おきに授乳をしなければならず、心身ともに負担が大きいのです。
理由②:産後の回復しきっていない体で育児しないといけないから
ちゆきち
出産後の体の状態は、交通事故にあった時と同じくらいの状態だと言われています。
ボロボロな状態で、授乳・寝かしつけ・おむつ替え・沐浴・家事・合間の遊び相手などをこなさなければならず、お母さんにとっては重労働です。
初めての育児であればなにもかも慣れておらず、ペースを乱されたり思い通りに家事が進まなかったりしてイライラするでしょう。
ちゆきち
筆者は以前、乳児院という児童養護施設で働いていたことがあります。
そこには産後うつで助けを求めて来たお母さんたちが圧倒的に多かったのです。
心身ともにアンバランスな状態が、育児が辛い理由の一つになっています。
理由③:頼れる人がまわりにいないから
ちゆきち
核家族がスタンダードになり、おじいちゃんおばあちゃんに育児を頼れなくなったことが理由として挙げられます。
特に東京などの大都市では、地方から出てきた人同士で結婚し、両親とも実家が遠方で日常的に頼れない状況が多いです。
「頼れるのはスマホを介してのSNSや育児掲示板だけ」というお母さんも多いのではないでしょうか。
ちゆきち
理由④:子供の泣いている理由がわからないから
ちゆきち
赤ちゃんは言葉が話せない分、泣くことですべての意思を表します。
「お腹がすいた」「おむつが濡れている」「眠い」「遊んでほしい」「どこか痛い」など、泣いている理由は様々です。
ちゆきち
「ミルクは飲んだばかりだし、眠くもないはず、おむつも濡れていないし、どうして泣いているの!?」と泣き続ける我が子を前に八方ふさがりになることもしばしば。
赤ちゃんとの生活が長くなり、お互いの信頼関係や癖などが分かってくると泣いている理由も見分けられるのですが、新生児期には難しいです。
前述したとおり、産後の回復しきっていない体でその対応をするのは心身ともに負荷が大きいのです。
理由⑤:自分の育児が正しいのか不安だから
ちゆきち
最近では、自分で出産するまで赤ちゃんに触れ合うことなく生活してきた人も珍しくありません。
そのため、出産して初めて育児に向き合う人も多く、毎日手探り状態です。
どんなにあやしても泣き止まない、ミルクを飲んでくれない、眠ってくれないなどのシーンが多々でてきます。
しかし、明確な答えに出会えないとますます不安に陥り、負の連鎖が続きます。
ちゆきち
理由⑥:寝不足だから
ちゆきち
ここまでご説明してきたように、新生児の育児には3時間おきの授乳、家事、育児の不安、など心配事やこなさなければならないことが多すぎます。
昼夜逆転の生活になりがちでもあるので、常に寝不足気味です。
ちゆきち
いつまでも続かないとは頭でわかっていながらも「この辛い状態はいつまで続くの」と先の見えない迷路に迷い込んでしまった気持ちになるでしょう。
意外にも寝不足は、新生児を育てるうえで辛い要因の1つです。
ちゆきち
新生児育児が辛い状態から抜け出す方法
ちゆきち
- ご家庭サポートサービスを依頼する
- ベビーシッターを依頼する
- 産後ドゥーラを依頼する
- 宿泊型の産後ケアを利用する
- 完璧を求めない
ちゆきち
方法①:ご家庭サポートサービスを依頼する
もし「最近家のこと全くできていないな」と思う場合、ご家庭サポートサービスを利用して助けてもらうのも1つの手です。
ちゆきち
- シニア世代のお母さん方が家事や育児を手助けしてくれるので頼れる
- 家事の手間が省けるので子どもとの時間が取れたり睡眠時間に充てられたりする
ご家庭サポートサービスで試してみたいのが、東京かあさんです。
東京かあさんはお掃除からお料理、ハウスクリーニングなど幅広く身の回りの仕事をお願いできるご家庭サポートサービスとなっています。
東京都の他に、神奈川県、千葉県、埼玉県全域で使うことが可能です。
入会金5,000円、/1時間2,000円~2,400円で家事全般をお願いできるので、コストを気にされるご家庭も使いやすいサービスとなっています^^
方法②:ベビーシッターを依頼する
子育てのプロに少しの時間でも育児を依頼することで、子どもと離れる時間を持てます。
ちゆきち
- 子どもと離れて一人の時間を確保できる
- 子連れでは行きづらい場所に外出できる
- 育児のプロが子供と接する様子を間近で見られる
- ベビーシッターによっては育児の相談や雑談に応じてくれる
おすすめのベビーシッターサービスについては、こちらの記事で詳しく解説しています。
方法③:産後ドゥーラを依頼する
産前産後のお母さんのケアを目的とした民間資格です。
産前産後に特化しているので、よりきめ細やかなケアを必要としているあなたにピッタリです。
ちゆきち
- 産後の体を十分に休ませられる
- 出産前から依頼できるので、不安なことを相談できる
- 育児、家事も依頼できる
産後ドゥーラを依頼できるベビーシッターサービスを調べてみたところ、ベビーシッター大手のキッズラインで依頼できるとのことです。
産後ドゥーラが気になるあなたは、キッズラインのホームページが参考になります。
方法④:宿泊型の産後ケアを利用する
産科などで実施していることが多い宿泊型のケアです。
2泊3日や3泊4日で依頼できるところが多いです。
病院にもよりますが、マッサージや授乳指導などのメニューを用意していることもあります。
ちゆきち
- 必要に応じて赤ちゃんを預かってくれるので、ぐっすり眠れる
- 美味しい食事がついている
- 色々なオプションを選んでリフレッシュできる
- 助産師さんに悩みを相談できる
方法⑤:完璧を求めない
ちゆきち
初めての育児は誰でも戸惑うことばかり。
他の育児中のお母さんを見るとみんなしっかりしていて完璧なように見えるかもしれませんが、どのお母さんも色々な悩みを抱えながら子育てをしています。
子育てには正解がないので、完璧主義だと息詰まることも多いでしょう。
ちゆきち
筆者が過去に新生児をお預かりした事例
ちゆきち
新生児期を抜けて生後1か月過ぎからベビーシッターを依頼する方は多いので、生後2週間の依頼は驚きました。
当日伺うと、お母さんはとても疲れた&つらそうな様子で顔色も悪く、育児ができる状態でないことは一目でわかりました。
お母さんは私がいる間はしっかりと睡眠を取れたようでした。
ちゆきち
お母さんは少しずつですが起きていられる時間も長くなり、最近では私と雑談する元気も出てきました。
私がベビーシッターとしてかかわった時間はそう長くはなかったのですが、このご家庭にとって少しでも役に立てたと感じるご依頼でした。
まとめ:新生児の育児で辛いときは周りに頼り完璧を求めない
最期に今回の内容をまとめておきます。
ちゆきち
- 無理せず周りの人・サービス(ご家庭サポートサービス・ベビーシッター・産後ドゥーラ・宿泊型の産後ケアなど)に頼る
- 完璧を求めすぎない
新生児の育児が辛いと感じたときには、「たすけて」と声を出すことが大切です。
この記事が「たすけて」と声を出す手助けに少しでもなれれば、筆者はとても嬉しいです。
ベビーシッターすみれの森には他にも、子育ての悩みやベビーシッターに関するお役立ち情報がたくさんあります。
ぜひ読んでみてください。
ちゆきち
「息抜きの時間が欲しい…」というあなたは、こちらの記事が参考になります。子育てにおいて、たまには一人の時間を作ることも大切です。
息抜きの時間を作るためには、家事や育児を手抜きすることが大切。家事や育児の手抜き法について知りたいあなたは、こちらの記事を読んでみてください。