ベビーシッター利用が浸透してきた昨今。
どのベビーシッターに依頼すればいいのか迷う方も多いのではないでしょうか?
当記事ではベビーシッターを選ぶときのポイントを紹介します。
この記事を読めばベビーシッターの選び方がわかり、あなたこお子様にあったベビーシッターサービスを見つけられるはずです。
ベビーシッターの選び方がわからないあなたはぜひ、読んでみてくださいね。
ベビーシッターの選び方
ベビーシッターの主な選び方は、次の3つです。
- 料金で選ぶ
- ベビーシッターとの相性で選ぶ
- トラブル対応で選ぶ
それでは、ベビーシッターの主な選び方を1つずつ説明します。
選び方①:料金で選ぶ
一番わかりやすい判断基準は料金です。
まず、ベビーシッターに依頼することでどういうサービスを受けたいのか考えます。
そして、あなたの目的にあったサービスを提供しているベビーシッターを探します。
調べて出てきたベビーシッターの中から、あなたの納得する料金で依頼できる人を選ぶとよいでしょう。
ベビーシッター利用の料金は様々です。
1時間1000円程度の場合もあれば、専門技術を持った人であれば3000円〜4000円と高額な場合もあります。
また、オプションをつけることで料金が高くなることがあります。
オプションとは具体的に、食事介助、入浴介助、病児保育、英語やピアノのレッスンなどが挙げられます。
選び方②:ベビーシッターとの相性で選ぶ
利用したいベビーシッター会社が既に決まっているのであれば、あなたが気になっているベビーシッター会社から子どもと相性の良いシッターを選んでみましょう。
ベビーシッターとひとくちに言っても、アルバイトとして学業の傍ら働いている大学生から子育てを終えたベテラン主婦まで様々です。
もちろん保育士などの資格を持った人もいます。
実際に遊んでもらったり身の回りのお世話をしてもらったりするのは子ども自身です。
ベビーシッターも人間なので相性の合わない子どもに出会うこともあります。
何人かのベビーシッターにお試しで来てもらい、相性の良さそうなベビーシッターを選びましょう。
選び方③:トラブル対応で選ぶ
ベビーシッター用の損害保険に入っているか、緊急時に派遣会社側で迅速に対応してくれるかは重要です。
例えば、保育中に子どもが怪我をしてしまったり、ベビーシッターが家の物を壊してしまったりという場面です。
また、ベビーシッター自身が子どもをかばって怪我をする可能性もあります。
派遣会社側でどのような保険に入っていてどのように対応してくれるのか確認しておきましょう。
選び方④:リクエストに柔軟に対応してくれるかで選ぶ
子どもや保護者の状況によって依頼内容が変化するケースは多いです。
- 「普段は遊び相手としてベビーシッターに来てもらっているが、明日は保育園に迎えに行って欲しい」
- 「子どもをお風呂に入れて欲しい」
- 「子どもを自宅以外の場所で保育して欲しい」
上記のように、依頼内容によってベビーシッターを替えるのはいいですが、子どもへの負担が大きくなります。
出来るだけ固定のベビーシッターに依頼したい時は、細かなリクエストに柔軟に対応してくれる会社やシッターを選びます。
次に、現役ベビーシッターである私イチオシのベビーシッターの選び方を紹介します。
現役ベビーシッターイチオシのベビーシッターの選び方
私はベビーシッターとして様々なベビーシッター派遣会社やマッチングアプリを利用してきました。
その中でもやはり、「登録シッター数が多い会社を選ぶ」と良いと思いました。
登録シッター数が多い会社を選ぶと良いと思った理由は、以下の3つです。
- 相性の良いベビーシッターが見つかる
- 有資格者がいる
- 自宅近くのベビーシッターを探せ、料金を安く抑えられる
登録シッター数が多い会社を選ぶと良い理由を、1つずつ紹介します。
理由①:相性の良いベビーシッターが見つかる
登録シッター数が多ければ、子どもと相性の良いベビーシッターが見つかる可能性が上がります。
何人か面談をしたり、数時間の保育を依頼してみることで、子どもの気に入るベビーシッターを選べます。
理由②:有資格者がいる
ベビーシッターは基本的に資格がなくても出来る仕事です。
しかし、大手シッター派遣会社の中には保育士、幼稚園教諭、看護師、助産師などの国家資格所持者が多数います。
当然子どもの面倒を見ることに関してはプロです。
子育てのプロにシッティングをお願いしたいのであれば、資格を持っているベビーシッターを選びましょう。
理由③:自宅近くのシッターを探せ、料金を安く抑えられる
登録シッター数が多ければ、自宅近くのベビーシッターへのお仕事依頼が可能です。
最近では、内閣府補助券や会社の福利厚生など、ベビーシッターを割安で利用できる機会が増えました。
しかし、ベビーシッターが自宅まで向かう際の交通費は、割引の適用外となることが多いです。
交通費が高いならば、家の近くに住んでいるベビーシッターを選ぶ越したことはありませんよね。
また、ベビーシッターにとっても自宅近くの依頼者は移動の負担とリスクが減るので大きなメリットです。
それでもベビーシッター会社の選び方でどうしても悩んだ時は
ここまでの記事を読んでみて、「選び方はわかったけど、どうベビーシッター会社を選んだら良いかわからない」というあなたのための方法を解説します。
ベビーシッター会社の選び方がわからないあなたは、次の3つを試してみてください。
方法①:会社に電話で問い合せる
迷った時は派遣会社やマッチングアプリの運営会社に直接電話で聞いてみましょう。
大抵どの会社もカスタマーサポートのような部署があります。
派遣会社は、依頼内容を詳しく話せば適切にシッターを手配してくれます。
しかし、マッチングアプリでは自分でベビーシッターを選ばなければなりません。
数百人いるベビーシッターのプロフィールを確認するのはとても骨の折れる作業ですよね。
運営会社に電話で依頼したい日時や、依頼の内容、自宅の場所などを伝えると何人かベビーシッターをピックアップしてくれますよ。
方法②:気になったベビーシッターにサイト上で相談してみる
マッチングアプリでは依頼前にベビーシッターとメッセージのやりとりができる機能があります。
まずは気になるベビーシッターを見つけ、何人かに依頼内容をメッセージしてみましょう。
依頼内容に答えてくれるベビーシッターに出会える可能性が高くなります。
また、アプリなどを介さず個人でベビーシッターをしている人もいます。
個人のベビーシッターに依頼したい場合は、ホームページやTwitterなどの情報をもとにメッセージをしてみましょう。
方法③:面談で確認する
気になるベビーシッターを何人かピックアップ出来たら、実際に会って確認します。
メッセージでのやりとりだけではやはり不安が残ります。
自宅に来てもらいベビーシッターの雰囲気や子どもとの相性、依頼内容のすり合わせを行いましょう。
個人でベビーシッターを請け負っている人に依頼する際は、その人が損害保険に加入しているかということも確認します。
次に、筆者がおすすめするベビーシッターサービスを紹介します。
おすすめのベビーシッターサービス
派遣会社とマッチングアプリにわかれます。
それぞれのおすすめベビーシッターサービスを3つずつ紹介します。
派遣会社
- ハニークローバー
比較的新しいベビーシッター派遣会社ですが、スタッフの研修体制はしっかりとしています。本社には小児看護師が常駐し、保育中のトラブルにも対応してくれます。
https://sitter.honeyclover.co.jp/index.html
- ベアーズ
家事代行で有名な会社ですが、ベビーシッターでも高い品質を維持しています。
通常保育のほかにも、夫婦のデートを応援するためのプランなどユニークな保育を提供しています。
https://www.happy-bears.com/
- フローレンス
病児保育に特化しているベビーシッターサービスです。病児保育界のパイオニア的存在で、特にシッティング報告はきめ細やかに書かれていると評判です。
https://florence.or.jp/
マッチングアプリ
- キッズライン
キッズラインは、マッチングアプリ式のベビーシッターサービスがなかった時代に先駆け的に始まった会社です。
通常保育のほか、病児保育、定期保育、家事代行、レッスンなど様々なオプションが選べます。登録しているシッター数も圧倒的です。https://kidsline.me/?gclid=CjwKCAjwqdn1BRBREiwAEbZcR6eqY7W1a4v2P-HzX1PuPMGamIJOF3_yoWA8MmG5GJYqU6ZEAjEoChoCqlAQAvD_BwE
- キズナシッター
比較的新しいマッチングアプリですが、特徴的なのは登録しているベビーシッターが全て、保育士、看護師、幼稚園教諭などの有資格者のみということです。
https://sitter.kidsna.com/
- スマートシッター
ベビーシッター最大手のポピンズグループの一員です。ポピンズはナニーと言われる教育ベビーシッターを始めた老舗の会社です。有資格者も多く在籍し、選考や研修も徹底しています。
https://smartsitter.jp/
まとめ:ベビーシッターの選び方は料金・相性・対応の柔軟さで選ぶ
この記事では、現役の保育士・ベビーシッターの筆者が、ベビーシッターの選び方について解説しました。
ベビーシッターを選ぶときポイントは、以下の3つのポイントを抑えておけば間違いありません。
・子どもとの相性
・柔軟に対応してくれるか
私が定期的に伺っているご家庭のお母様に、「なぜたくさんいるベビーシッターの中から私を選んでくれたのですか」と聞いたことがあります。
そのお母様は、「プロフィールがしっかり書かれていて、面談で実際に会ってみて物腰柔らかそうな感じがよかったと思いました」と答えてくれました。
他の保護者のみなさまは、ベビーシッターのプロフィールを重要視しているようです。
子どもにあったベビーシッターサービスを見つけたら、ベビーシッターのプロフィールを見て面談・シッティング依頼の相談をしてみましょう。
ベビーシッターは都心部では今や社会のインフラ的機能を果たしています。ベビーシッターがいないと生活が成り立たないというご家庭もあるほどです。
日々の子育てを助けてくれるベビーシッターを選ぶ際はぜひ、この記事の内容を参考にしてみてください。
ベビーシッターすみれの森にはほかにも、ベビーシッターに関するお役立ち情報がたくさんあります。
ぜひ、読んでみてくださいね。