この記事を読んでいるあなたは、「今日も子どもが寝ない・・・」と悩んでいませんか?
こまつ
子どもが寝てくれるいい方法はないのでしょうか。
どうすれば子どもが寝てくれるようになるか、気になりますよね。
こまつ
そこでこの記事では、保育士時代の経験から私が見つけた子どもを寝かしつける裏技3選とおさらいしておきたい寝かしつけ定番のコツ4選をご紹介します。
正直、個人差は大きいので「これで必ず寝る!」と言いきれないです。
ただ、まだ試したことのない寝かしつけ方、しばらく試していない寝かしつけ方があれば試してみてください。
- 保育士直伝の寝かしつけ裏技3つ
- 定番の寝かしつけ方法4つ
- 子どもが必要な睡眠時間とこどもが寝ない理由
これで子どもが寝てくれるかも?保育士直伝の寝かしつけ裏技3選
寝かしつけの裏技は、次の3つです。
こまつ
- 寝室との温度差を作る
- 足の裏をマッサージしてあげる
- 同じ言葉や動作を何度も繰り返す、繰り返してもらう
それでは、寝かしつけの裏技を1つずつ説明します。
寝かしつけの裏技①:寝室との温度差を作る
夏なら寝室を涼しくし、リビングや子ども部屋をあまり冷やさないようにします。
冬ならば寝室を暖かくすると良いのですが、お子さんが布団に入り体が暖まった後は手を布団から出してあげると効果的です。
こまつ
これは、身体の温度が下がる時に眠りやすくなるという仕組みと、身体を温めるとリラックスして副交感神経が優位になり眠くなりやすいという仕組みを利用しています。
寝かしつけの裏技②:足の裏をマッサージする
こまつ
足裏マッサージが好きな子は、マッサージをしてもらいたくて大人しく布団に入ることもあるくらい心地良いようです。
足裏マッサージで眠くなる理由については、2つの身体の仕組みを利用しています。
1つは、マッサージすることで血流が良くなり手足が暖かくなること、そして暖かくなった手足が外気で冷やされることでさらに眠りやすくなるというものです。
もう1つは足の裏のツボです。
足の裏、指を曲げた時にできるくぼみの湧泉を刺激すると血行が良くなり、かかとの中央の失眠穴を刺激すると緊張がとけてリラックスできるようになります。
こまつ
寝かしつけの裏技③:同じ言葉や動作を何度も繰り返す、繰り返してもらう
こまつ
背中をトントンと繰り返し叩くと眠くなるように、同じことをずっと繰り返すと人は眠くなります。
大人でも単調な作業を繰り返していると眠くなることがありますよね?
子どもも同じなのです。
こまつ
例えば、片方の掌を人差し指で何度も触る、布団や枕の柄の一か所や自分の体の一か所を何度もなでる、ということをあなた自身が行ってください。
子どもも興味をもってあなたの真似をしてくれるようであれば、しばらく続けます。
こまつ
同じフレーズを繰り返す絵本の読み聞かせなども効果的ですよ。
同じ言葉や動作を何度も繰り返す、繰り返してもらって根付かせる時のポイントは、「子どもが自然と真似したくなる動作を見つけること」「お布団に入ってからも続けられるものであること」です。
こまつ
定番の寝かしつけ方法4選
こまつ
- 早起きをする
- 日中体を動かす
- テレビは眠る2時間前に終わらせる
- 入眠儀式を作る
定番の寝かしつけ方法1つずつ見ていきましょう。
寝かしつけのコツ①:早起きをする
こまつ
起きていられる時間は大体一定であるといわれているので、今寝ている時間から早く寝てほしい時間の分だけ朝早くに起こしてみましょう。
目覚めのポイントは、カーテンを開け朝の光を浴びることです。
朝起きてからなかなか動き出せなくても、朝の光の刺激を浴びるだけで効果があります。
寝かしつけのコツ②:日中体を動かす
こまつ
しかしお子さんによっては興奮しすぎたり、体に熱がこもって眠れなくなる場合があります。
お子さんが興奮したり体に熱がこもって眠れなくなった時には、寝室を涼しくしておいたり、ぬるめのお風呂にゆっくり入ったりなど体を冷ましましょう。
また、体を動かすだけでなく、何かに集中することも体力を消費させます。
こまつ
寝かしつけのコツ③:テレビは眠る2時間前に終わらせる
なぜなら、テレビの光や音は子どもに刺激をあたえ脳を興奮させてしまい、眠りにくくさせてしまうからです。
こまつ
しかし、仕事の後保育園にお迎えに行き、子どもがテレビをみている間にご飯の準備や家事をしないといけないケースも多いはずです。
お子さんにテレビを見せるときには、テレビの音を小さくする・テレビとの距離を離す工夫をするだけでも効果があります。
また、暖色系の光、オレンジ色の光を目にすると興奮が治まりやすい作用を利用することも効果的です。
こまつ
寝かしつけのコツ④:入眠儀式を作る
こまつ
ルーティンを作ることで子どもは先の見通しがつき安心できたり、大人に声をかけられなくても自分から寝ることでイヤイヤを言い出すことが少なくなったりというメリットがあるのです。
「寝室に入ったら絵本を2冊選んで読む」というしっかりしたものでなくても、「歯磨きをして寝室に行って電気を消す」などいつもしていることの順番を同じにするだけでも効果があります。
こまつ
子どもが必要な睡眠時間と子どもが寝ない理由
こまつ
子どものために「寝てほしい」と伝えているのに、当の子どもがイヤイヤすると悲しくもあり腹立たしくもあり、大変なストレスですよね。
そんな腹ただしい気持ちを少しほぐすために、「子どもはどれくらい寝ればいいのか」と「子どもはなぜ寝ないのか」について解説します。
子どもは何時間寝ればいいの?
こまつ
厚生労働省の資料『未就学児の睡眠指針』によれば、1〜3歳児の標準の睡眠時間は11〜12時間となり、そのうちの1.5〜3時間をお昼寝でとっています。
標準の睡眠時間も大切ですが、「子どもが最低限必要な睡眠時間は何時間なのか」も寝ない子どもを育てる保護者にとっては重要です。
こまつ
9時間と聞くと少し気持ちが楽になりますね。
こまつ
2歳児はなぜ寝ないの?
なぜ2歳児はこんなにも寝ないのでしょうか。
子どもを寝かしつけていて感じるのは、やはりイヤイヤ期とよばれる自己主張の強さと、あふれんばかりの体力が原因だと感じます。
また、言葉を獲得したり、色々な生活習慣を身につけたりと脳が活発に働いている時期でもあるので、就寝時に脳が興奮したままの状態であることも考えられます。
まとめ:2歳児の寝かしつけと子育てを頑張るあなたにエールを送ります
こまつ
- 寝室との温度差をつくる
- 足の裏をマッサージする
- 同じ言葉や動作を何度も繰り返す、繰り返してもらう
もしあなたが、「今日はこれをやってみよう!」といつもと違う気分で寝かしつけに臨めそうならば筆者はとても幸いです。
ぜひ読んでみてくださいね。
こまつ