さき
今回の記事では、「親子時間の現状」と「子どもとの時間を大切にするための7つの習慣」についてご紹介していきます。
この記事を読み終わるころには、どのようにすれば子どもとの時間を大切に過ごせるかを理解できます。
「子どもとの時間を大切にしたい」と思っているあなたはぜひ、読んでみてくださいね。
子どもとの時間を大切にするための7つの習慣
「子どもとの時間を大切にしたい」とは思ってはいても、実際に1日の中で子どもと向き合う時間を確保することは難しいです。
そこで今回は、「日頃の生活習慣を工夫するだけで子どもとの時間を確保できる方法」について7つご紹介していきます。
1.優先順位を決めよう
2.早寝早起きをしよう
3.子どもといるときはスマホやテレビをやめよう
4.家族の団らん時間を作ろう
5.周囲や時短家電を頼ろう
6.寝る前の時間を大切にしよう
7.休日は思いっきり子どもと楽しもう
①:優先順位を決めよう
子どもとの時間を大切にする上で、一番重視したいのが「優先順位」を付けることです。
・重要で緊急なこと
・緊急だけど重要ではないこと
・重要だけど緊急ではないこと
・重要でも緊急でもないこと
の4つの順番に日々のタスクを振り分けてみてください。
可視化することで、何を優先してやるべきなのかがハッキリと見えるようになり、時間のやりくりや1日の計画が立てやすくなります。
一方で、1日の中で重要ではないこともわかってきます。
「重要でも緊急でもないこと」の項目に当てはまるものは、日頃のTO DOリストから削ることを検討してみても良いでしょう。
②:早寝早起きをしよう
疲れていると親も子どももイライラしがちです。
これでは、お互い余裕のある状態で接することが難しくなります。
疲れている時は、夜更かしして子どもと過ごす時間を確保するのではなく、子どもと一緒に早く寝てて一日の疲れをリセットするのがおすすめです。
翌朝、子どもが起きる1時間~30分前に早起きし家事を済ませておけば、子どもが起きてからバタバタすることがなく落ち着いた時間を過ごせます。
ゆっくり朝食を取りながら、子どもとのコミュニケーションの時間にあてることも可能です。
早寝早起きは子どもの生活習慣を整える上でも大切な習慣なので、ぜひ取り入れてみてください。
③:子どもといるときはスマホやテレビをやめよう
子どもと一緒にいるときは、なるべく「スマートフォンはしまう」「テレビは消す」を徹底して、少しでもコミュニケーションの時間を確保するようにしましょう。
スマートフォンやテレビは、貴重な時間をどんどん奪っていく時間泥棒です。
特にスマートフォンは、「LINEのレスポンスが気になる」「通知はすぐに確認したい」といったように、常にそばへ置いていないと落ち着かないパパやママも多いのではないでしょうか。
また、スマートフォンのゲームやSNSは夢中になりやすく、あっという間に1時間、2時間…と時間が過ぎていき、貴重な子どもとの時間が奪われてしまいます。
パパやママがスマートフォンやテレビに集中している姿は、子どもにとってもあまり良い環境とは言えません。
「パパやママも見ているから・・」と子どもがスマートフォンやタブレットなどの電子機器に依存する恐れもあります。
④:家族の団らん時間を作ろう
「週に3回は一緒に夕食を食べる」「金曜日は家族で外食に行く」などと先に予定を決めて、計画的に団らんの時間を確保するように心がけるようにしましょう。
仕事や習い事などがあるとどうしても家族の団らんの時間は後回しになりがちなので、前もって予定を決めておいたほうがいいです。
団らんの日を決めたら、普段は忙しいパパにも仕事を調整してもらったり、子どもには早めに宿題を終わらせるよう伝えておいたりすると、スムーズに時間を確保できます。
団らんの時間を取れたら、めいっぱい親子のコミュニケーションを楽しみましょう。
⑤:周囲や時短家電を頼ろう
子育ては、本来ママやパパがワンオペでやるものではなく、周囲と協力してやっていくものです。
子どもとの時間を確保するために、積極的に周囲や時短家電を頼っていきましょう。
子どもとの時間を確保するために、家事代行サービスを依頼するのもいいでしょう。
料理や洗濯など日頃やり残した家事をお願いしている間に、家族で出かけることも可能です。
また、乾燥機付き洗濯機・食器洗い乾燥機・自動お掃除ロボットなどを導入するのも家事時間の節約になります。
家事負担が減った分を一緒におもちゃで遊ぶ時間にしたり、宿題を見てあげる時間にあてたりするだけでも、子どもと過ごせる時間を増やせます。
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もっと楽したいあなたは、家事代行サービスをみてみるといいでしょう。
【CaSy】は、埼玉県・千葉県・東京都・神奈川県・大阪府・兵庫県限定で対応している家事代行サービスです。
料金は最低1時間2,409円〜利用可能で、料理代行や掃除代行、ハウスクリーニングなどをお願いできます。
今なら初回限定おためしで、家事代行を2時間4,700円で利用できるチャンスです。
「もう育児無理・・」となったときにすぐ使えるよう、無料登録だけしておきましょう。
⑥:寝る前の時間を大切にしよう
「毎日忙しくてどうしても子どもとの時間が取れない」という人は、子どもが寝る前の1時間~30分だけでもいいので、子どもとの時間を確保してみましょう。
小学生の子どもの場合:1日あった出来事をお互いに報告しあう時間
といったように、短時間の中でも密なコミュニケーションを取ることで、子どもが安心して眠りにつけます。
安心して長く眠れることは、情緒の安定にもつながります。
⑦:休日は思いっきり子どもと楽しもう
平日は仕事や家事に追われて疲れ切っているパパやママにおすすめしたいのが、休日に子どもとの時間を確保する方法です。
休日と言っても、毎回レジャーに出かけたり、旅行を計画したりしなくてもいいです。
例えば、午前中に家事をなるべく済ませ、午後は家の中でお気に入りの映画を見ながら談笑したり、家の近くを散歩しながら目に入ってくる景色を見ながら会話したりするだけでも構いません。
4~5歳にもなれば、親の言っていることがよく理解できるようになってくるので、パパやママと一緒に洗車やガーデニングをするなど、趣味を楽しんだりお手伝いをしてもらったりするのも一つの手です。
時にはリフレッシュのために、普段なかなか行けないような場所に家族で遠出をしてみるのも良いでしょう。
また、親子で一緒に新たな発見を見つける旅に出かけるのもおすすめです。
例えば、
・海でマリンスポーツを楽しむ
・美術館や博物館に展示品を見に行く
・映画鑑賞に出かける
・山へハイキングに行く
など、親も一緒になって楽しめるものをチョイスすると、「子どもは喜んでいたけど、親はつまらなかった」「遊びに連れて行って余計に疲れてしまった」というようなことを避けられるはずです。
アイディア次第でいくらでも楽しみは見つけられますので、普段の会話の中で「週末は何して過ごそうか?」と子どもと一緒に考えるのもいいかもしれませんね。
親子時間の現状
文部科学省が発表した『子どもの育ちをめぐる現状等に関するデータ集』によると、父母ともに就労している共働き世帯の割合は年々増加傾向にあります。
子どもの習い事代や進学費用などの教育資金を確保するために、子どもがある程度大きくなったらパートに出るママもいることでしょう。
共働き世帯が増加したことで、両親の帰宅時間はパパが20時前、ママが18時前が最多となっています。
帰宅してから夕食の準備、入浴、残りの家事などを済ませるとあっという間に21時・22時になってしまうため、子どもとの時間を確保するのがいかに難しいかがわかります。
さらに驚きなのが、1週間の父母と子どもの会話時間に関するアンケートの結果です。
なんと、子どもと両親の1週間あたりの会話時間は、パパが0~4時間、ママが20時間~29時間という結果になっています。
パパとママの時間差もさることながら、ママでも1日当たり子どもと密に過ごす時間は3時間前ぐらいしかないのです。
親子が一緒に過ごせる時間はあとどのくらい?
「平成23年 社会生活基本調査」(総務省統計局)から計算したデータによると、わが子と生涯で一緒に過ごせる時間は
・母親:約7年6か月
・父親:約3年4か月
しかないのだそうです。
子どもが成長するにしたがって、だんだんと減っていく親子時間。
いつでもそばにいるように感じていたわが子でも、
・学校のあと習い事へ行くようになる
・親より友達同士で遊ぶのが楽しくなる
・思春期で親との会話が減る
・高校を卒業して進学、就職する
といったように、少しずつ親から巣立つ準備を始めています。
幼稚園に入る3歳になると子どもと過ごす時間の約18%、高校卒業時点では約73%がすでに終わってしまうのです。
このように見ると、親が子どもと一緒に過ごせる時間は一生のうちほんのわずか。
あっという間に過ぎ去ってしまうのです。
子どもはあっという間に大きくなっていく
生まれたばかりのころは、365日・24時間いつも一緒にいたわが子も、入園・入学でだんだんと一緒にいる時間が減っていきます。
子どもが小さい頃は、「ママも1人の時間が欲しい」「早く大きくなってくれればいいのに…」と思うことも多いでしょう。
しかし、子どもと一緒に過ごせる時間は、長いスパンで見ると実はとっても貴重なのです。
だからこそ、子どもと一緒にいれる「今」を大切にしたいものです。
子どもと過ごす時間を逃して後悔しないために
子どもが巣立ってしまった先輩パパ・ママが口をそろえて言う言葉。
それが、
「気づいたらあっという間に大きくなってしまった」
「小さいときにもっとコミュニケーションを取れば良かった」
「子どもが小さいときは1人になりたいと何度思ったかわからないけど、巣立ってみたら寂しいものね…」
のような後悔の言葉です。
しかし、後悔しても子どもとの時間が戻ってきません。
親子で過ごす時間は、子どもが親からの愛情を感じ取れる時間であり、親子の絆が深まる時間でもあります。
今しかない貴重な瞬間を大切にするために、1日少しだけでもいいので子どもとじっくり向き合う時間を確保できるといいですね^^
まとめ:1日1日子どもとの時間を大切に過ごしていきましょう
今回の記事では、「親子時間の現状」と「子どもとの時間を大切にするための7つの習慣」についてご紹介しました。
思った以上に、「親子で過ごせる時間が少ない!」と感じた方も多かったのではないでしょうか。
忙しい毎日の中で、子どもとの時間を確保することはなかなか難しいものです。
人生の長いスパンで見ると、子どもと過ごす時間は本当に貴重といえます。
この記事が、子どもとの時間を再考するきっかけになってくれれば嬉しいです。
ぜひ読んでみてくださいね。
さき