ベビーシッターと保育園を比較することは良くあります。
依頼者(保護者)にとって、お子様にあった保育と教育をしていきたいと考える方は多いはずです。
また、待機児童問題のため保育園に入れず、保育園ではなくベビーシッターを検討している方もいらっしゃるのではないでしょうか。
という問いを持っている人は多いと思います。
この記事では、ベビーシッターと保育園両方で働いた経験のある筆者(保育士)が、「ベビーシッターと保育園、どっちがいいの?」という疑問にお答えします。
この記事を読めば、ベビーシッターと保育園どちらを選ぶべきかがわかり、お子様にとって最適な選択ができます。
筆者の実体験をもとに書いておりますので、ぜひ読んでみてくださいね。
ベビーシッターと保育園どっちがいいの?
私の実体験から、個人的には「ベビーシッター」の方が良いと思っています。
ベビーシッターのほうが保育園よりもいい理由は3つあります。
- 一人ひとりの個性にあわせた保育と教育をしてくれるから
- 依頼者(保護者)の要望に対応してくれるから
- お互いに信頼できる人間関係を築けるから
それでは、ベビーシッターのほうが保育園よりもいい理由を3つ紹介します。
理由①:一人ひとりの個性にあわせた保育と教育をしてくれるから
お子様を何人も預かる保育園と違い、ベビーシッターはお子様一人ひとりに合わせた保育が可能です。
保育園に比べて時間や次の日程を気にする必要がないので、お子様が夢中で何かをしている時にも好きなことを存分させてあげられます。
理由②:依頼者(保護者)の要望に対応してくれるから
ベビーシッターは各家庭の保育方針、教育方針にあわせられます。
また、その日のお子さまのコンディションにあったシッティングが可能です。
例えば、「昨夜あまり寝ていないから、お昼寝を少し長めにとってほしい」などのリクエストにお応えできます。
理由③:お互いに信頼できる人間関係を築けるから
ベビーシッターは家庭対ベビーシッター1:1でやりとりになるので、ご家庭にあったベビーシッターを見つけられれば信頼や安心感を築きやすいです。
コミュニケーションの量も増えるので、保育園に比べるとベビーシッター側もご家庭とお子さまの意見や要望にすぐに応えられます。
しかし、ベビーシッターは基本的に全てのお仕事を自分ひとりで対応するので、責任やプレッシャーが大きいです。
また、ベビーシッターとお子さまとの相性の問題もあります。
ただし、ベビーシッターとお子さまの相性に関しては、面談やお試し期間に確認できるので安心してください。
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それでは次に、「実際にベビーシッターを保育園の代わりに使っている人はいるのか?」について見ていきましょう。
ベビーシッターを保育園の代わりに使っている人はいるの?
結論から言うと、ベビーシッターを保育園の代わりに使っている人はいます。
ベビーシッターの依頼者件数は、年々増加の傾向にあります。
例えば、株式会社キッズラインが2020年1月に累計依頼者件数100万件突破を発表しました。
2018年の依頼者件数は約2万人ほどだったのに対して、この増加率は目を疑ってしまいます。
では、なぜ依頼者数が増加したのでしょうか?
多くの理由がありますが、ベビーシッターの依頼者が増加した主な3つの理由を説明していきます。
理由①:ベビーシッター利用支援が本格化したから
ベビーシッターの依頼者数が増加した1つ目の理由は、政府と各自治体がベビーシッター利用支援を本格化したからです。
ベビーシッター利用支援とは、深刻化する待機児童問題の対策として、2018年に内閣府が企画した支援制度です。
ベビーシッター利用支援により各自治体が連携し、福利厚生にベビーシッター利用支援を導入する企業も100社を超えます。
実際に行われた支援事業として、東京都ベビーシッター利用支援事業(東京都福祉保健局)があります。
この事業は、待機児童(0~2歳児)の保護者がお子さんを保育所等に入園できるようになるまでの間、ベビーシッター事業者(指定あり)を利用する場合の利用額の一部を助成してくれる事業です。
内閣府のベビーシッター利用支援や東京都ベビーシッター利用支援事業により、ベビーシッターの依頼者数が増加しました。
理由②:ベビーシッター事業のシステム改善したから
ベビーシッターの依頼者数が増加した2つ目の理由は、ベビーシッター事業のシステムが改善したからです。
従来の事業はベビーシッター派遣型のサービスが多く、登録や面談などに時間と手間がかかり複雑な手続が必要でした。
派遣型の面倒な登録手続きが改善されて簡単になったのが、マッチング型のオンラインシステムです。
PC、スマートフォン、アプリから気軽にアクセスできるマッチング型のオンラインシステムが導入され、依頼者とベビーシッターの間で直接メッセージのやりとりを簡単にできるようになりました。
スムーズな登録、予約、支払いが実現化したため、「ベビーシッタを利用したい」という保護者が増えたのです。
理由③:ベビーシッター各社が提供する情報量を増やしたから
ベビーシッターの依頼者数が増加した3つ目の理由は、べビーシッター事業を運営する各社が提供する情報量を増やし、利用者の感想も発信するようになったからです。
提供する情報量を増やしたことで、「ベビーシッターを利用しても大丈夫そうだな」とご家庭の信頼と安心を獲得しました。
さらに、保育の質向上や万全の保険対応をすることで、「ベビーシッターは安心・安全」という意識が広がっていきました。
ベビーシッターの依頼者数が増加した理由をまとめると、次のとおりです。
- ベビーシッターサービスを利用するためのコスト削減
- ベビーシッターサービスを利用ときの簡単・便利さの追求
- ベビーシッターサービスの安全性見直し
次に、ベビーシッターと保育園の違いを見ていきます。
ベビーシッターと保育園の違いは?
ベビーシッターと保育園の違いは、環境、人間関係、資格、料金、保育形態などたくさんあります。
ここでは筆者の経験を基に、大切だと感じる2つ(環境と人間関係)を紹介していきます。
ベビーシッター | 保育園 | |
環境 | 自宅 | 保育所 |
人間関係 | 少人数 | 大人数 |
環境
まずは、ベビーシッターと保育園それぞれの環境について説明していきます。
ベビーシッター
「ベビーシッターは家庭訪問保育」といわれるように、依頼者の自宅で保育を行います。
依頼者とお子様にとっては、いつも生活している環境のため、安心感もありストレスも少ないです。
依頼者の希望により、ベビーシッターの自宅で保育になることがあります。
保育園
クラスごとにお子様の年齢や成長に合わせた、子育てに最適な環境が整っています。
環境の変化が苦手なお子様にとっては大きなストレスですが、慣れてしまえば環境の整った最高の遊び場です。
先生の入れ替わりがあるため、保護者やお子様にとっては気持ちの面で落ち着かない環境になることもあります。
人間関係
次に、ベビーシッターと保育園それぞれの人間関係について説明します。
ベビーシッター
依頼者とお子様、ベビーシッター3者だけの人間関係になります。
ベビーシッターは基本的に仕事を全て一人でこなします。
保護者は意見や要望をすぐに伝えられ、ベビーシッターとのコミュニケーション時間を確保できるのが特徴です。
保育園
保護者、お子様、先生など、複雑な人間関係になります。
幅広い人間関係のため、ママ友さんや先生から協力やアドバイスをもらえます。
組織と団体行動を重視するため、保護者やお子様の意見や要望が伝達されないことがあります。
次に、ベビーシッターを保育園の代わりに使うメリットとデメリットを見ていきます。
ベビーシッターを保育園の代わりに使うメリット・デメリット
下の表に、ベビーシッターを保育園の代わりに使うメリット・デメリット・改善方法をまとめました。
メリット | デメリット | 改善方法 |
個性を活かす保育と教育 | お子様の社会性・コミュニケーション力がつきづらいことがある | 他の子どもたちと交流する |
幅広いサービス | 料金が高め | 助成・支援を受ける |
自宅保育 | 保護者・ベビーシッター間で信頼が不可欠 | 保険に入っているサービスを選ぶ |
人間関係 | お子様との相性の問題 | 面談・お試し体験を受ける |
ベビーシッターのメリットとして多くの記事に取り上げられているのが「個性を活かす保育と教育」です。
例えば、お子様の興味や関心を重視することで、お子様の集中力の向上に繋がります。
しかし、「社会性やコミュニケーション力」が身につきづらいことは、ベビーシッターを利用するデメリットだと筆者は考えています。
およそ2歳半から、子どもは他のお子様と交流する経験を通して、どのように人間関係を作るかを学んでいきます。
そして、言葉の発達も真似事から始まり、徐々に習得していきます。
保育園に通っている親からは、「うちの子、保育園に行ってから言葉をペラペラ話すようになりました」という話もよく聞く話です。
一方、ベビーシッターと1日を過ごすお子さんにとって、他の子供と過ごす時間はゼロに等しいです。そのため、社会性やコミュニケーション力が身につきにくいことがあります。
お子様の社会性やコミュニケーションを育てるためには、お子様が他のお子様と交流できるようにすることが大切です。
例えば、事前にベビーシッターと相談して、地域の子育て支援のイベントに参加したり、子供たちの交流会に行ったりする。他にもママ友さんと事前に相談し、ベビーシッターにお願いして我が子をママ友さんのお子様と公園で遊ばせたりする計画を立てるなどが考えられます。
最後に、筆者が特に「ベビーシッターが保育園よりも優れているな」と思った点を紹介します。
ベビーシッターが保育園よりも優れていると思った点
「ベビーシッターが保育園よりも優れているな」と筆者が思った点は、以下の3つです。
- 一時的な利用が可能
- お子様の送迎が可能
- 語学や教育面でのサポートが可能
「ベビーシッターが保育園よりも優れている」と筆者が感じた点を、1つずつ紹介します。
一時的な利用が可能
ベビーシッターは、緊急時や突然の依頼でも対応してくれます。
産前産後の家事代行、保護者またはお子様が病気の時にもベビーシッターは対応しています。
お子さんの送迎が可能
急な残業やシフト制ため、決まった時間に送迎ができない保護者のためにお子様の送り迎えをしてくれます。
語学や教育面でのサポートが可能
英語レッスン、本の読み聞かせ、学校や塾の宿題サポートをしてくれます。
ベビーシッターは保育と教育だけではなく、依頼者(保護者)を全面的にサポートしてくれるとわかりました。
冒頭でもお伝えしたとおり、ベビーシッターの便利さ・安全性が認知されてきたことで、保育園の代わりとしてベビーシッターを使う保護者が増えてきています。
しかし、「新しいサービスを使うのは不安」「依頼を断りづらそう」と思われるご家庭もいらっしゃいます。
いきなりお子様を預けるのが不安な場合は、「説明会」に足を運んでみたり「初回無料体験」を利用したりして、利用しようと思っているベビーシッターサービスの安全性を事前に確かめるようにしましょう。
まとめ:保育園の代わりにベビーシッターを利用するのはありだと思います
この記事では現役保育士の筆者が、「ベビーシッターを保育園の代わりに使うのはどうなのか」について説明しました。
最後に今回の内容をまとめておきます。
- ベビーシッターの方が保育園より良い
- ベビーシッターを保育園の代わりに使っている人はいる
- ベビーシッターのメリットはお子様にあわせた保育をおこなってくれること。デメリットはお子様の社会性が育ちづらいこと
- ベビーシッターは一時利用や送り迎えまでしてくれる点が、保育園より優れている
ベビーシッターと保育園の比較、どうでしたか。
これからの家族構成や社会事情に応じた保育と教育の形は、ますます多様多彩になると思います。
ベビーシッター事業は、今後の多種多様な保育の先駆けとなっています。
まずはお試しでベビーシッターを保育園の代わりに使ってみてはいかがでしょうか?
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